測定ゲージが活躍する業界

一般的な生産ラインにおける製造工程としては、加工、表面処理・熱処理、検査・測定という流れとなります。製造後にお客様にワークを納品する上では、要望(図面指定)を満足しているかどうかを正確に判断しなければなりません。つまり、最後の工程である“検査・測定”は非常に重要な要素となります。
自動車や電子部品等の高精度部品を必要とする業界においては全数検査は当たり前となっており、検査工程の時間を短縮することができれば、加工コストを大きく下げることができます。
ゲージを使用した測定・検査は、一般的な測定機器を用いた場合と比較して、検査時間を大幅に削減することができ、上記のとおりコストダウンが可能となります。また、工程内検査でゲージを使用すると加工時に適宜測定を行えるために、“削りすぎた!”といった不良を起こすことなく加工ができる為に、生産性の向上が見込まれます。
このように高精度部品の製造においてはロット数により、専用の測定ゲージを設計・製作することは非常に有益であると言えます。

 

測定ゲージが使われている業界について

測定ゲージが使用される最も代表的な業界として、自動車があげられます。自動車のエンジン回りの部品は、ミクロン台の精度が求められ、不良品が組み付けられて製品として出荷されると非常にリスクが高く、影響も甚大です。その為、業界の標準として全数検査がほとんどであり、新型機種が出るたびに微妙な仕様変更をした数万に及ぶ高精度部品が検査されていきます。
近年では、電子部品の回路の測定ゲージや医療機器関連で製品専用の測定ゲージを製作する等、検査・測定の工程における効率化を推進する流れとなっており、他業界へとゲージによる測定のニーズが広がりを見せています。

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