特注ゲージメーカーが提供するゲージとは??

ゲージとは、製品の検査・測定を目的に使用され、“だれでも”、“簡単に”、“早く”、“正確”に品質面における製品の合否判定ができる測定器具のことを指します。昨今、製造業において特に話題となっている点であり、多くの企業で如何に製品品質を担保していくのか?ということが課題となっています。

測定ゲージ.comを運営する伊藤精密工具製作所にも、品質面を危惧したお問い合わせが数多く舞い込んでおり、様々な角度で品質保証につながる提案を行っています。

この提案は大手自動車メーカーとの直接取引に起因する世界レベルでの品質保証をクリアした基準での提案となっており、最近では自動車業界に限らず、電機メーカー、半導体メーカーなどの量産メーカー様からも引き合いをいただいています。

そんな当社が提案しているのが”特注ゲージ”という製品です。これは、量産メーカーの方々が自社製品を納品する、前に製品が品質面をクリアしていることを保証するためのものであり、数多くの製作実績が当社にはございます。

下の写真はその製作実績の一部となります。

電装部品のターミナル 位置度測定ゲージ

電装部品のターミナル 位置度測定ゲージ

スロットルボディー ゲージ

スロットルボディー ゲージ

 

これらのゲージは製品に対して一対一の関係にあるもので、穴位置・穴深さ・溝深さなどを測定するために使用する測定器具となります。そのため、一つのゲージで様々な製品の測定を行えるものではありませんが、数千~数万個単位で製造した製品を測定する上では、測定時間を半減以下にすることができ、測定効率をはるかに改善することが可能となります。

もちろん、ゲージを使う以外の方法もあり、汎用測定機具の性能向上が起きることで代替の方法がないわけではありません。(3次元測定器による測定などがそれに該当します。)特にミツトヨをはじめとする3次元測定器メーカーが進める性能向上は目覚ましい物があり、非常に有益であるといえます。しかしその一方で、当社のゲージメーカーが市場において重宝されている現状があるのも事実です。

特注ゲージの設計・製作が必要となる用途とは?

では、なぜゲージに市場ニーズがあり、当社にお問い合わせが来ているのかというと、汎用的な測定器を用いた測定は、検査作業者の能力を必要とするもので、検査技能士の習熟度によって作業スピードや検査品質にばらつきが生じてしまうからです。これらが昨今の品質不良問題の原因ともいわれています。

よく起きる問題としては、

・検査はしたけど、不良が起きている。。。
・検査に時間がかかりすぎている。。。

 

等があります。その為、自動車業界を中心にロット数の多い所謂“量産品”を生産する場合においてはゲージを使用して、ワーク測定を行うことは非常に有効な手段となります。

ゲージを使用する上で検討すべきこととは?

測定ゲージ.comを運営する伊藤精密工具製作所では、これまで数十万点に及ぶゲージの設計・製作を行ってきました。これらの実績に基づき、様々な提案が可能であり、当社に相談をいただければ、ほとんどの品質管理・検査に関する課題解決は可能といえます。その中で、当社にご相談をいただく前に、下記の2点について検討をいただきたいと考えています。

①測定対象となっているワークの測定項目は何か?

②測定対象のワークは量産品であり、繰り返し検査を必要とする製品であるか?

という点です。

特に①に関しては、必要項目を洗い出し、適切なゲージの設計・製作が必要となります。

まずは、下記URLにて紹介をしている、寸法公差・幾何公差に対する主な測定方法をご覧いただき、イメージを作っていただければと思います。ぜひともご覧ください!!

URL:

測定ゲージ.comで提供可能な特注ゲージの主な分類

測定ゲージ.comでは、ダイヤルゲージや特注プラグゲージなどの手持ち式ゲージとワークごとに特定箇所を測定する際に使用する設置型ゲージの大きく2つの種類の“ゲージ”を取り扱っております。

特に設置型ゲージ(複合ゲージ、総型ゲージとも呼ぶ)の設計・製作を得意としており、これまでの設計・製作実績は数十万を超えています。ここでは、手持ち式ゲージと設置型ゲージについてご紹介をいたします。

①手持ち式ゲージ
 手持ち式ゲージには、ダイヤルゲージや特注プラグゲージ等があり、その種類は多岐にわたります。
当社が取り扱っている手持ちゲージも下記の通り様々な測定項目に適した製品を取りそろえています。

・ピンゲージ、シリンダーゲージ、プラグゲージ、ハサミゲージ、キャリパーゲージ、特殊キャリパーゲージ
・リングゲージ、テーパーリングゲージ、テーパーゲージ
・ネジプラグゲージ、ネジ深さゲージ、ネジリングゲージ、ネジ下穴深さゲージ
・段付きプラグゲージ、溝幅ゲージ、幅ゲージ、面深さゲージ、デプスゲージ(ダイヤルゲージ読み取り式)、姿ゲージ、輪郭度ゲージ
・スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、歯車模範ゲージ、大径・小径ゲージなど 

>>>詳しくは、用語集をご覧ください。

②設置型ゲージ
 設置型ゲージとは測定対象となるワークに対して必要な測定項目を洗い出し、定盤上で複数のゲージを組み合わせることにより“誰でも”“簡単に”製品の合否が判定できるゲージを指します。(企業によっては、複合ゲージ、総型ゲージ等と呼ばれます。)
設置型ゲージでは、いかに省スペースで測定項目を満たし、機械検査技師等の資格を持たない作業者でも再現性のある測定結果を出すかという点が重要となります。その点で設計者のノウハウや経験値が価値を生み出す製品であると言えます。下記の写真はこれまでの製作実績例です。

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特にゲージの使用を検討いただきたい製品としては、ワークの面が斜めであったり、安定しない製品等です。具体的にはカバー部品やギアなどが中心となります。自社の製品の中で、測定に困っている。作業者レベルが追い付いていないなどの量産ワークがありましたら、測定ゲージ.comにお問い合わせください。