Anser (回答)

測定や検査に用いるゲージは3次元測定器をはじめとする各種測定器のように、非接触による測定ではなく、測定子をワークに接地させ、表面をなぞるように扱う事で測定がなされます。
その為、測定子の摩耗は発生してしまうものであり、回数を使う事で端子の取り替えが必要となります。


今回の議論の対象である、長寿命化はこの摩耗部にどのような工夫を加える化により改善されます。

例えば、金属の加工面を測定する場合には金属同士を接地させることから摩耗が進み、ゲージ本体の寿命が短くなってしまいます。
そこで、当社では接触部セラミック溶射を行うことで表面に耐摩耗性を付加し、測定回数に対する端子の摩耗を防ぎ、ゲージ本体の長寿命化を図ることに成功しました。
今回、ご紹介したようなゲージに対する長寿命化提案も特注のゲージを設計~製作~検査まで一貫して対応していることによるものと言えます。

ゲージに対するお困りごとは、測定ゲージ.comにお申し付けください。